経済成長の判断がカギを握る

ファンダメンタルズ分析で欠かせないのが、アメリカの経済指標分析です。
世界の基軸通貨である米ドルの動向が、全ての為替相場の基本である以上、アメリカ経済の動きを見逃すわけにはいきません。

アメリカの景気

為替に大きな影響を与える要因のひとつに『アメリカの経済指標』があります。
これは、世界経済に占めるアメリカの影響力、基軸通貨としてのドルの存在があります。

アメリカの金融政策を決定する機関は「FOMC(FederalOpenMarketCommittee=連邦公開市場委員会)」です。金融政策に基づく「公開市場操作(マネーサプライの調整、金利、為替レートの誘導)」などの方針を決定づけます。金利政策である「FFレート」の水準は、特に為替に影響を与えますので、常に注目されます。

重要な金融政策を決定するため、為替市場をはじめとする世界中のマーケットが注目しています。

このアメリカの金融政策を左右するのがアメリカ経済。その景気動向を示す「雇用統計」や「物価指数」「GDP統計」「住宅着工件数」などがありますが、アメリカにはこのような経済指標が100近くあるといわれております。

そのなかでも、特に景気や経済状況を判断するために注目されるのが『GDP』です。

米GDP

GDP(国内総生産)は、その国の中で生み出された付加価値の総額をいい、経済力を集約した指標で、GDPの伸び率が経済成長率となります。ですから、国の経済成長や景気動向などを総合的に判断する場合、GDPに大きな注目が集まります。

アメリカのGDPは、「速報値」「改定値」「確定値」の順で、
以下のスケジュールで四半期毎に発表されます。

【速報値】四半期が終了した翌月末
【改定値】四半期が終了した翌々月
【確定値】四半期が終了した3ヶ月後の月末

最後に発表される「確定値」が一番正確な数値といえますが、確定値が発表される頃にはすでに次の四半期が終了している時期です。したがって、市場参加者が最も敏感に反応し、判断材料とするのは、四半期が終了した翌月末に発表される『速報値』ということになります。

アメリカのGDPが占める割合は個人消費支出で、約7割を占めています。その他、住宅投資、在庫投資、設備投資などの項目で構成されていて、これらのすべては、アメリカ国内で生産された物・サービスの合計額を示します。国内全体の経済活動がいかに活発であったか(またはその逆だったか)を全体的に示しています。

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